例えば美しい景色を見て
ふーっとため息をつくとき
どんな呼吸をしているでしょう?
お腹と胸 どちらが動きますか?
吸った時 吐いた時?
「幸せで 胸がいっぱい!」
と言いますが
「幸せでお腹いっぱい)
とはあまり言いませんよね。
息を吸い込もうと意識した場合
胸が膨らむ場合が多いと思います。
意識的にお腹に入れることはできますが。
さて呼吸がスムーズに
効率よくできることは
健康にも声を出すことにも
大きな影響を与えます。
スムーズな呼吸をするには?
胸にいれるのは胸式呼吸で
イメージがよくない方も
いらっしゃるかもしれませんが
そもそも息がどこに入るかというと?
ハイ 肺ですね!
肺がどこにあるかといえば
胸部 肋骨の中です。
ですから肋骨を固めず
よく動くしておくことは
大切だと考えています。
何らかの理由で
肋骨を固めてしまうと
一日に何回となくする呼吸に
余分なエネルギーや力が
必要になってしまいます。
肋骨の動き
肋骨 あばら骨です。
個人差はありますが
結構広い鳥籠状の形です。
どの様に動くかというと
上の図で色付けしている
前側の真ん中よりは軟骨です。
ですからひねれる様にして
動きに対応します。
後ろ側は背骨と関節を成しています。
ですから関節でひねる様な動きが
できます。
肋骨を動かすエクササイズ
肋骨の動かす運動としては
・片腕を上げ横曲げの運動
・肩の上げげ下げ
・みぞおちをたたむ様な動き
があります。
肋骨は外から触っても
分かりやすい骨なので
触ったりして意識しながら
やってみてください。
自然と息が出たり入ったり
すると思います。
簡単にできる動きですから
パソコン作業の途中などにも
行って見てくださいね。
私もいろいろ動きながら
このメールを書きました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今を 楽に 軽やかに生きられます様に!
木俣時子